◆更新履歴
2017/06/16 キャラ関係を更新。
2017/09/24 年齢を修正。
プロフィール
Profile |
|
「外には、興味無いです・・・」 |
名前 |
如月 美香
(きさらぎ みか) |
性別 |
女 |
年齢 |
14(遅生まれ) |
誕生日 |
2月20日 |
身長 |
145cm |
体重 |
39kg |
所属 |
エリシュオン
(補足:中学生) |
分類 |
ギフテッド |
一人称 |
私 |
二人称 |
あなた。キミ。
~君。~さん。 |
特技 |
- |
好き |
珈琲。紅茶(牛乳と砂糖多め)
人から頼られること |
趣味 |
料理 |
嫌い |
必要とされないこと |
ギフト |
「軟体化」
指定対象物を軟体化(柔らかく)させる。一定時間で元に戻る。
既に軟体であるもの(イカとか)や、液状であるものは指定できない。
軟体化させる方法は、美香がギフトを使用しながら対象に手で触れる事。
軟体化させることができる物の質量がある程度決まっており、
その質量をオーバーしている場合は、手で触れた部分の一定範囲が軟体化する。 |
代償 |
無し |
制限 |
1日に7回まで |
紋章位置 |
両腕 |
「如月 美香・・・です。・・・、なんですか?」(自己紹介時、名前だけしか言わず、それだけ?という雰囲気に首を傾げる)
「・・・似合う?」(ダサTを着用し、どこか得意気な表情をしながら)
概要
- エリシュオンにある学校に通っている少女。学年は中学3年生。
授業態度はいたって真面目であり、成績もそこそこ優秀。
- エリシュオンでの生活に関しては、日々にあまり代わり映えが無いため少し退屈だなと思っているが、それを表には出さない。 (*1)
- 自身が生活している寮の食堂の厨房から、「硬くて切り辛い食材を柔らかくしてくれ」と頼まれる事があり、美香はギフトを使用して偶に厨房を手伝っている。
- 厨房を手伝っている内に料理を学んでおり、ある程度の料理なら作れるようになっている。
そのため、ギフトの使用以外でも度々厨房へ手伝いに行っているようだ。
が・・・。
ある程度の料理が作れるようになったものの、何故かスパゲティだけは、美香が作ると見た目がもの凄くアレな物が出てくる。
(*2)
見た目はもの凄いのだが、味はそこそこ美味しいらしく、噂を聞きつけたエリシュオンにいる人達が時々食べに来るらしい。
- 手伝いと言ってもアルバイトのようなものなので、美香はバイト代を貰っている。
貰ったお金は貯金しており、ちょっとだけお金持ち。
(*3)
お金の使い道は、友人と遊びに行ったり、ショッピングに行ったときに使われる。
(*4) (*5)
経歴
【過去】
5歳の頃にギフトが開花し、親にエリシュオンに入れられた。
それは美香のためを思っての行動であったが、幼かった美香は親の元を離れる事に納得できなかった。
「また会いに来るから」
という両親の言葉に渋々納得して、その場は一旦別れるのだが、
月に1回ある面会の日になっても、美香の両親は来なかった。
それから1ヶ月、2ヶ月・・・と時間が過ぎていくが、両親が来る気配はない。
我慢ができなくなった美香は、6歳になった頃に外出許可を貰い、
施設側から1人では危ないからと、キャプターの
綾部 涼子の付添いの元、自宅へと向かう。
が・・・、家があった場所は更地になっており、両親の姿はどこにも無かった。
実は美香の両親は、美香を施設に預けた後に、何かしらの事件に巻き込まれており、死亡していた。
しかし、そんな事は知らない美香は、“自分は捨てられたんだ”と思い込んでしまい、
一時期はもの凄く落ち込み、暗い性格になっていた。
現在では落ち着いたのか、下記の性格になっている。
が、先の件以降美香はエリシュオンの外にあまり出たがらなくなり、
外出許可を得られる日も、基本的にはエリシュオン内で過ごすようになっている。
何故かといえば、「外に出ても、自分には意味が無い」と思っているから・・・かもしれない。
性格
歳不相応に少し大人びたところがあり、クールとまではいかないが冷静な性格。
と言っても、年齢的にはまだ中学生ぐらいのため、
子供らしく脆い一面もあり、中途半端に大人で子供。基本的には素直な良い子。
しかし、表情の変化があまり無いため、感情が分かり辛い。
が、付き合いが長い人にはなんとなくわかる・・・らしい。
誰に対しても基本的には敬語で話し、誰に対しても「君」、「さん」等の敬称で名前を呼ぶが、
親しくなった人に対しては、呼び捨てで名前を呼ぶ時もある。
容貌
髪は腰にいかないぐらいの長さのストレートロング。色は茶色。
瞳の色は黒色。少しツリ目気味。
基本的に、パーカーにホットパンツという服装だが、この服装は美香の趣味ではなく、
楓から、「似合うし可愛いよ」と言われたから着ているだけである。
そのため、美香はお洒落に関しては良くわかっておらず、
1人で服を選ばせたら、所謂ダサTと呼ばれる物でも平気で選んでしまう・・・かもしれない。
戦闘スタイル
一応非戦闘員のため、戦う事はあまり無いと思われる。
運動神経は良い方なので、戦いになったらある程度は動ける・・・かな?
備考
今のところ特に無し。
関係
ギフテッド
エリシュオンで通っている学校の先生。「浜寺先生」と呼んでいる。
同じ学に通っている友人で、クラスメイトの年上の先輩。
朝一緒に学校に登校していたりと仲は良い。
先輩であるため、たまに勉強のことなどで頼っている。
(*6)
「菜々香さん」と呼んでいる。
同じ学校に通っている友人で、クラスメイトの年上の先輩。
料理関係の話題で盛り上がったりと、仲は良い。
「菅原さん」と呼んでいる。
エリシュオンでの昔からの仲であり、クラスメイトで友人。
朝一緒に登校したり、ショッピングに一緒に行ったりと仲が良い。
「楓」と呼んでいる。
嫉妬
「おっはよー美香ー!」
朝、いつものように学校に向かっていると、
友人の
楓が、元気な声で挨拶をしながら私の元へやってくる。
私もいつものように「おはよう」と挨拶を返す。
どうしたんだろう?と思って聞いてみると、
「今日はお父さんとお母さんが会いに来てくれるんだー!」
と、嬉しそうに返してくれた。
あぁ、今日は月に一度、施設にいる人の家族などが面会に来れる日か・・・。
・・・、私には関係の無い事だから、気にもしてなかった・・・。
そんな事を思っている間にも、
楓は「今日はどんな事を話そうかな~」とか、
自身の両親と会ってからの事を考えているみたいだった。
チクリ。と、胸が痛む。
楓の嬉しそうな表情を見ていると、自分も楽しい気持ちになってくる。
けど、それと同時に羨ましいという気持ちと、どうして私には・・・?という感情が溢れてくる。
どうして“私”には、誰も来てはくれないの・・・?
どうして・・・?どうして・・・、どうして。
胸の痛みが強くなり、さらに溢れてくる黒い感情。
これはたぶん・・・、嫉妬だ。私は
楓に嫉妬しているんだ・・・。
いけない。友達にこんな気持ち・・・持っちゃ駄目だ。
そう思っても、胸の痛みは治まらない。こんなの・・・、ダメなのに。
「美香~?大丈夫?」
私の様子を見て、心配そうな顔をしながら
楓が私の顔を覗きこむ。
表情に出ていただろうか・・・?私は慌てて作り笑いをしつつ「大丈夫だよ」と誤魔化す。
楓はそれを見て、「ならいいけどね~」と、安心したように笑顔になる。
それからは、今度は何して遊ぼうか?等の話に変わったが、
その間ずっと、私のモヤモヤした気分は晴れる事は無かった。
同じ学校に通っているクラスメイトで先輩。
最初は、美香の感情が分かり辛いせいか少し戸惑わせてしまうが、
接している間に少しずつ打ち解けていき、仲良くなっていく。
「古賀君」と呼んでいる。
同じ学校に通っているクラスメイトで年上の先輩。
菜々香や
由真と同じく、たまに勉強のことなどで頼っている。
「堂本さん」と呼んでいる。
ランナー
妹のような子。エリシュオンでは絵本を読んだりしてあげていた。
昔の自分と少し重ねているようだ。「八千代ちゃん」と呼んでいる。
詳しく。
「やちよは、おうじさまにあいにいきます!」
エリシュオンが何者か達に襲撃され、まだまだ混乱が残る中、
妹のように見ていた子、
八千代に、いきなり満面の笑みで宣言された。
目の前でそう言われ、何の事やらさっぱりわからない美香。
何の事だろう?と考えていると、
八千代はどこかへと歩いていくので、美香はその後ろをついて行く。
と、辿り着いた先はエリシュオンの外周を囲っている大きな壁。だが、その壁は襲撃の影響で所々崩れて穴が開いており、鉄柵のような物で応急処置が施されていた。
その柵を、なんとかして通り抜けようと頑張る
八千代。
なるほど、「あいにいく」というのはエリシュオンの外へ・・・という事か。
八千代は一生懸命柵の間を抜けようとしている。
だが、それはエリシュオンの外に出るということ。絶対にやってはいけない事だ。
・・・、だけど、それを叶えてあげたい、役に立ちたいと思う自分もいた。
どうしよう、どうしようと葛藤をしている間にも、
八千代はどうにかして外へ出ようとしている。正直見ていて危なっかしい。
「私が外に出してあげるから!」
そう言うと、「ホント!?」と言って、ぱぁっと嬉しそうな表情になる
八千代。
美香はそれに頷き、周りに誰もいない事を確認してから、ギフトを使用して鉄柵を柔らかくして、通りやすくしてあげる。
「ありがとう!おねえちゃん!!」
笑顔でお礼を言って、鉄柵を抜けて壁の外に出る
八千代。
そして、「またね!」と言って手を振りながら、
八千代はそのまま走り去っていった。
・・・、つい勢いで出してあげてしまったが、本当にこれでよかったのだろうか?
今でもたまに、美香はそれを考える事があるようだ。
キャプター
エリシュオン内での友人。施設のカフェで良くお話をする仲。
「鬼龍院さん」と呼んでいる。
小さい頃、外出許可を貰って外に出た時に付き添いで一緒に来てくれた人。
その時は、「りょーこおねーちゃん」と呼んでいた。
現在も交流は続いており、たまに話をしたりする仲。
呼びは、昔の名残で「涼子姉さん」と呼んでいる。
キャラクターイメージ
設定画
Illust
原案:ヤッツー
作画:ヤッツー